みなさん、こんにちわ！

カイロプラクター　姿勢教育指導士の須田です。

台風が連続で来たり、

気温が急にあがったりさがったりと

体調崩しやすい気候ですが

元気にすごしていますか？

さて、去る10月5日の夜に出発して8日まで東北に行ってきました。

今回で自分としては5回目になるのですが

2011年3月11日の地震、津波による被害にあわれた方が

少しでも元気になってもらえたらという思いで

年に１，２回ですが復興支援として

カイロプラクティックを受けてもらうために

大船渡、陸前高田、気仙沼に行ってきました。

出発の日にちょうど台風18号が上陸して

台風から逃げるように東北に向かいましたが

移動中ずっと大雨でした。

帰りの日は皆既月食が見れ、

移動は行きも帰りも

自然のすごさを感じながらの運転でした。

今回はカイロプラクター3人という少人数で行くということで

たくさんの場所に行くというよりも

今までご縁があり何度もうかがっている仮設住宅に行きました。

今回、初めて仮設住宅に泊めていただいたのですが

夜中、実際に降っている雨や風よりも音が大きく感じました。

また、空調も一つしか支給されていないらしく

さらに寒くなったら、2重窓になっているとはいえ

寒さが辛いというのもうなずけました。

カイロプラクティックを受けてもらうために集会場に行くと

すでに10人以上の方がお待ちになっていて

「待っていたよー」って言ってもらえて

とてもうれしく感じました。

自分が担当させて頂いた方の多くが

腰と膝に痛みを訴える方が多かったように思えます。

聞いてみると

部屋にはイスがなく床に座ることが多い

（部屋が狭くイスや机を置くスペースがない）

仮設住宅は高台にあるので

散歩するにも急な坂を下りたり登ったりするので

外に出歩く事が少なくなってしまった

というのが共通の原因のように感じました。

施術が終わった後には

「また、お願いねー、次はいつ来るの？」

といううれしいお言葉をみなさんに頂き

もっと頻繁にこれるようにしたいと思いました。

前回の時と大きく変わっていたのが

土で盛った山がたくさんあるということでした。

上は大船渡で下は気仙沼です。

土の高さまで土地を高くするそうです。

その為には大量の土が必要で山から土を運んでいるそうですが

トラックで運んでいると10年以上かかってしまうということで

陸前高田では

巨大なコンベアを作り24時間体制で土を運んでいるそうです。

これだと4倍のスピードで作業が進むそうです。

あまりの巨大な建造物で最初は何かわかりませんでした。

2日目は前回も宿泊させていただいた方の

家に泊めてもらい久しぶりに仲間達とも再会でき

BBQ（さんま、いか）までしてもらい

楽しい時間を過ごさせていただきました。

ふと、仮設住宅の集会場にあった手作りのポスター

第4回の納涼盆踊りという4回というのが

震災が起きてから4年目という歳月を物語っているという事に

早いような長いような不思議な思いがめぐりました。

プレハブでやっていたお店がプレハブを出てお店をやっていたり

お店がだいぶ増えてきている

工事車両が増えている等

といったことで復興は進んでいるように見えますが、

まだまだ生活が大変な人もたくさんいます。

自分が出来る事は微力ながらも

これからもカイロプラクティックでの

支援を続けていきたいと思います。

須田でした。